入社1ヶ月目のホヤホヤ中途社員に聞いた、RELATIONSのココがスゴイ!三大発見。
こんにちは、入社したてホヤホヤの中途社員、Kです。
私がRELATIONSに入社したのは2022年7月。
新卒で入社した創業70余年の中小企業からRELATIONSに転職してみて、
驚き、納得、発見したことをつれづれと書いてみようと思います。
発見その1: ミーティングの効率が抜群
私は前職で「〇〇部署のK」として仕事をしており、一般的な組織であれば当たり前だと思うのですが、日常の会議といえば、だいたい部署内の会議だけでした。
例えば、営業部に所属しているとすると、営業部の仕事だけをしているため、参加する会議も必然的に”部署に関するものだけ”になります。そのため、会議時間が多少延びたとしても困る人はあまりいないでしょうし、業務上、大きな支障はないと思います。2時間で予定していた打ち合わせでも、アジェンダの進み具合が悪いとそのまま30分~1時間の延長戦!なんてこともよくありました。
だから、”短時間で効率よく”、みたいな意識は全体としては薄かった気がします。
一方、RELATIONSは組織形態としてホラクラシーを導入しているため、いわゆる”1人の社員に対して1配属部署”のような固定がされていません。1人で複数のロール(役割)を持っているのが通常です。
例えばAさんが「コンサル・営業・広報」のロールを持っているとすれば、Bさんは「コンサル・バックオフィス・採用」のロールを持っている、なんて状況です。
そして持っているロールを手放したり、新たにアサインされたりと、誰がどのロールを持っているかはどんどん変わっていきます。
そのため、それぞれの社員の業務スケジュールはてんでバラバラ。どのような流れで1日の仕事をしているかは人の数だけパターンがあります。
なおかつフルフレックス制ということもあり、人によっては家庭の用事もスケジュールに組み込まれていたりします。
さらに基本的にはリモートワークのため、社内ミーティングのほぼ全てがオンライン。会議室を移動することなくミーティング設定できる環境です。(だいたいのミーティングは30分か60分を一区切りとしており、バッファ無しで予定を入れていけちゃうことが、入社当初は驚きでした。)
このよう状況のなか、「ちょっと時間が足りないからミーティングを15分延ばそう」などとすると、Aさんは次に広報ロールとしての予定が、Bさんは採用ロールとしての予定が、Cさんはクライアントとの予定が、Dさんは保育園のお迎えが、なんてことになってしまいます。
そんな意識がRELATIONSには根付いている気がします。
それぞれが複数のロール、さまざまなスケジュール感で動いているRELATIONSだからこそですね。
特にホラクラシーの憲法に則って進めるサークル(部署)ごとの定例ミーティング(週1回30分)は、時間を最大限有効に使うための研ぎ澄まされた流れがあります。淡々と進めるわけでもなく、意見の出しやすい温かい雰囲気と議論の効率性が両立されています。機会があればぜひ見学しに来てください!
(ミーティング見学ツアーは毎月開催しています♪ ご希望の方はFacebookのメッセンジャーでご連絡ください!)
発見その2: 誰でも意見できる仕組みと風土がある
先日の全社会議で、「組織パーパスの変更について対話をする」という機会がありました。そこでは、
「なぜパーパスの変更を検討しているのか」
「新案にどういう背景や想いがあるのか」
「これまでのパーパスではダメなのか」
などについて、弊社代表の長谷川さんへインタビュー式の深堀りがあったあと、その場で一人ひとりが考えを述べる時間が設けられました。
企業のパーパスとかミッションって経営陣のトップダウンや一握りの人で決められるケースが一般的には多いと思うので、きちんと全員の発言の時間を取るって、なかなか珍しいですよね。
オープンに「意見ある方は発言してください」と投げかけることもできますが、わざわざ一人ひとりに話を振ることで、声の大きい人だけでなく全員の意見を尊重する、という意図を感じます。
少しでも話に集中しやすいように、対話する人以外はZoomを画面オフにするなど、場づくりも工夫されていました。
それから驚いたのは各人の発言内容です。
「今のところ全然しっくりこない」
「あまり背景を理解できていない」
「個人的にはどちらでもいい」
など、ちょっと言いづらいような意見もどんどん出ていました。
パーパスって会社の根幹だし、それに対しての長谷川さんの想いも聴いたのに、「周りの空気に合わせてポジティブなこと言わなきゃ…」みたいなことがありません。
そしてネガティブ意見であっても、「問いを投げてくれてありがとう」と言う長谷川さん。
素直な関係性を大切にしているRELATIONSならではの、”メンバーの本音を受け入れて統合していく風土”を感じました。
こういった意見を出す場は、会議のみならずSlack上でも行われます。
ということで、「統合的意思決定」をするための専用チャンネルがあります。
たとえば先日、休暇ロール(休暇日程の調整・決定をする役割)から「夏季休暇の有効期限を1ヶ月延長したい」という起案がありました。
このように起案されたものには誰でも質問や意見をすることができ、反対意見があればそれも統合しながら進めていく形です。
この起案については明確化の質問や反対意見がなかったためすぐに可決されました。(7月入社の私、歓喜です。)
こういった意思決定のスピード感にもびっくりです。関係者と調整して、部長と役員の決裁を取って、全社に通知して…とかじゃないんですよね。
上記の起案はすんなり可決しましたが、特に全社に大きなインパクトを与えるような案件だと議論が白熱することもあります。そういうときは文章だけだと思いが伝わりにくいので、全社会議の場であらためて対話の場を設けることもあります。
前職は少し官僚的な組織だったので、大事なことはトップダウンで決められて、意見も不満も伝える機会がありませんでした。
RELATIONSでは自分の率直な意見をしっかり伝える場が、仕組みとして存在しています。声の大きい人や、社歴の長い人だけでなく、全員が意見しやすい仕組みになっていることが良いなぁと思っています。
言い換えれば、RELATIONSで働く上では「社内のどんなことに関しても自分の意見を持っていることが大事」と言えるかもしれません。何ごとも主体性を持って関わっていきたい、という方はめちゃめちゃ楽しめそうな環境です!
発見その3: 日報というシステムが優秀
皆様の勤務先には、「日報を書く」という文化はありますか?
RELATIONSでは、「全員が毎日」日報を書いて全社共有しています。
これはRELATIONSの創業時から脈々と続く文化ということなんですが、これだけ聞くとちょっと古くさい感じがしませんか?
私はします。(こらっ!)
というのも、前職では日報を書く習慣がなく、日報といえば「昔からある管理的な行い」というイメージでした。
なので最初聞いたときは、「え、日報?マネジメント型組織にありそうな文化!RELATIONSって自律分散型の組織なのに、意外だなーー。」と、ちょっとした驚きがありました。
しかし、RELATIONSの日報は単なる業務報告ではありませんでした。
主に書くことは2つで、その日の「所感」と「業務のサマリー」です。
「所感」には何を書いても良く、仕事のことでもプライベートのことでも、文量が多くても少なくてもOKです。
例えば、私が入社して間もない日の所感は下記の通り。
これは1つ目が社内で感じたことで、2つ目が家庭の状況ですね。日によってはもっとたくさん書いたり、一言だけだったりします。
このように自由記述で毎日所感を書いているので、ときどき、書くことがすぐに思い浮かばないことも。
そういうときこそ、自分の1日を振り返り、感じたことや考えたことを思い返してみる。するとやっぱり何かしらはあるので、これが私にとって大事な内省のきっかけになっています。(たまに書くのを忘れて焦りますが)
さらに日報は、お互いの人柄や状況を知る重要な情報源でもあります。
前職は全員がオフィスに出勤する会社でしたので、同僚がどんな仕事をしているか、何を感じているかは雰囲気や雑談で掴めたりしていたのですが、RELATIONSは全員がリモートワーク。
しかしSlackに共有された日報を毎日見ていると、普段はあまり接点がないメンバーもなんとなく人柄や仕事の状況が分かります。中途入社の私にはなかなか役立ちます。
リモートワーク主体でありながら組織の一体感を保つということにも、日報が一役買っていますね。
RELATIONSの日報というシステム、なかなか優秀です。
日報の「所感」についてどんなメリットがあるか、詳しくは長谷川さんの記事をご覧ください!(過去には「日報を辞めよう」という意見も出たみたい…。それでも残っているのがRELATIONSらしい)
以上、入社したてホヤホヤ中途社員の三大発見でした!
つれづれと書いてしまいましたが、自分にとって働く上で大切にしたいキーワードは「温かみ、寄り添い、高効率」なのかなという振り返りができました。
「ええ会社」をつくっていくRELATIONSの一員として、これからも初心を忘れず、さらにさらに「ええ会社」を探求していきたいと思います。
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(執筆:RELATIONSメンバー K /編集:斉藤 里菜)