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事業の現場を密着取材!業務改善コンサルタントの1日を追って感じる、情熱と覚悟の顧客支援

こんにちは、RELATIONS広報の斉藤です。
「業務改善コンサルタント」という言葉に皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?「提案はどうせ机上の空論なんじゃないの?」「結局、絵に描いた餅で終わりそう…」というマイナスイメージをしばしば持たれることもあるのが実情ではないかと思います。

弊社はコスト最適化と組織活性化のコンサルティングを企業に提供している会社ですが、そのような一般的なコンサルタントのイメージを良い意味で覆す仕事の仕方をしているのではないかと自負しています。

実際、2019年にリリースした『コスト改善コンサルタントってどんな仕事?朝から晩まで、ガチで追っかけてみました!』という記事は、お客様先にどっぷりと入り込んで仕事をするコンサルタントのリアルを詳細に綴っており、現在でも多くの方に読まれ、ご好評いただいています。
(※当時の名称はコスト改善でしたが、現在採用においては業務改善コンサルタントという名称を使用しています。)

しかし、あれから5年が経過した今。業務改善コンサルタントの顧客支援レベルはさらに昇華しています!

私たちは2022年に、新たなパーパス(存在目的)として『会社に生命力を』と掲げました。

RELATIONSのパーパスと
ステートメント文

「今よりさらに顧客企業の可能性をひらくために、私たちができることは何か?」「本来、お客様がありたい姿とはどういう状態だろうか?」という視点をつねに持ちながら、お客様が抱える課題に向き合い、これまでにない挑戦をしています。

今回、私が密着取材した業務改善コンサルタントのKさんは、社内でもトップレベルにそれを体現している人です。見た目はクールですが、中身は熱い想いで溢れているKさんのプロフェッショナルなお仕事ぶりをリポートしつつ、3つの注目ポイントに分けてコンサルタント業務の一例をご紹介します。

ポイント① お客様の「頼れるチームメイト」になる

一日の始まり。朝09:00ごろにお客様先へ現れたKさん。早速向かったのは小さめの会議室。コスト最適化プロジェクトでは、お客様と業務改善コンサルタントが一緒にチームを組成して取り組みます。
そのプロジェクト内で進めている販管費項目の最適化について、次の打ち手の作戦会議をしているようです。

「少しでも不安に感じたことや小さな悩みを、お客様がいつでも言いやすい存在でいたいんです」と、現場で奮闘してくださっているお客様先のご担当者(プロジェクトメンバーの一員)の方と密にコミュニケーションを取る姿がそこにありました。

お客様先のプロジェクトメンバーの方とミーティング中
(左はお客様、右がKさんです)

コストの最適化と一口に言っても、業務改善領域となると現場のオペレーションの見直しなど、細かな調整がかなり多くあります。運用変更のトライなどを実行する際は特にそうですが、気軽に懸念を吐露してもらえる関係性をつくり、先回りしてフォローしていくことが大切です。

顧客支援のフェーズにもよりますが、今時点では現場調査や関係者との調整も頻繁に発生するため、週2~3回はこのように現場で勤務しているそう。(※出張頻度は担当案件の状況により、各自異なります。)

余談ですが、このお客様先は九州の企業。そしてRELATIONSの本社は東京です。「・・・・ん!?東京から九州まで頻繁に移動するのは大変だ!!」と驚かれたかもしれません。しかし、Kさんの場合は「遠隔地居住制度」という弊社独自の制度がその負担を軽減しています。

【遠隔地居住制度(通称:ANYWHE:RE)とは】
全国どこでも居住可能な制度
社員が自分らしさを大切にし、いきいきと働けることを目指した制度です。「どこで・誰と」過ごすかは、人生の幸福度において高い影響力を持つという考えのもと整備しました。全社で集まる際は、交通費や宿泊費を会社が負担します。

現在は四国に住むKさん。しかし、元々は家族が住んでいた四国を離れ単身赴任をしていました。その後、遠隔地居住制度ができたタイミングで四国に戻って生活をしています。

「家族との時間が増えた。公私のバランスが良くなり、一緒に寝ている時、ご飯を食べている時、公園でサッカーしている時など、いま幸せだなぁと思う瞬間が増えた」とKさんは言います。この制度を利用してからはライフワークバランスも取ることができているようです。

ポイント② 業務改善の鍵は、徹底した現場調査にアリ

11:00。お客様とのミーティングと事務作業を終えたKさんが次に向かったのは、お客様先のリネン庫です!取り組み項目の一つであるリネンの現場調査を行っているようです。

リネンの現場調査中

あらゆる販管費を見える化し、抜本的に見直し、状況に合わせて最適化していくことが業務改善コンサルタントの仕事。自ら足を運んでファクトを集め、現場調査を徹底しなければ、お客様が抱えている本当の課題やベストな戦略は見えてこないものなのですね。

関係者の方にヒアリング中

次は何やらリネンの関係者の方にヒアリングをしているようです。自分の目で見て確認することと同時に、運用の細かい部分については、現場をよく知る方々にヒアリングを行うことも大切にしています。

例えば、実際の使用枚数、クリーニングや納品の方法、人員体制など、着目すべきポイントは多くあります。契約書や請求書からは読み取れない”リアルな情報”が現場には山ほど隠れていますね。また、いざ運用変更を実行することになった時も、調査時点で現場とコミュニケーションを重ねておけばスムーズに進められることが多くあります。


12:00。現場調査がひと段落したKさんが向かった先はお客様先の食堂です。ここでもRELATIONSのコンサルタントらしい一面をキャッチ!

プロジェクトメンバーと食堂でランチ

お客様先に深く入り込むコンサルタント。時間が合う時にはプロジェクトメンバーの方と一緒にランチ時間を過ごすことも多いようです。
ごちそうさまでした!

ポイント③ 成果を最大化したいからこそ、「関係性の質」を大切に扱う

経営層の方との面談や、取引先との調整業務を終えた15:00。ここから3時間は、コスト最適化プロジェクトのチームビルディングの時間です!

円になってそれぞれの想いをシェア

RELATIONSという会社名しかり、お客様との関係性は創業当時から何よりも大切にしてきた私たち。コスト最適化のプロジェクトでも、関係性を扱う機会は定期的にしっかりと作るようにしています。

お客様と同じ方向を向いて汗をかき、お客様が求める経営にダイレクトにインパクトを与える成果を創出する。そして、経営陣含め一緒に喜びを分かち合うという経験がコンサルタントにとって何よりのエネルギー源です。

そして『組織の成功循環モデル』で言われていることですが、成果や結果を最大化するために大切にしたいのが「関係性の質」であると捉えています。

出典:ダニエル・キム 『組織の成功循環モデル』

今回のチームビルディングでは、プロジェクトをさらに推進するにあたっての不安や懸念点を様々な観点で洗い出すワークをメインに行っていました。

各販管費の項目ごとに、不安やハードルを出し合う

運用の見直しを進める上で今ハードルになっていることを、あるメンバーの方がシェアしてくださったところから、その懸念を払拭するにはどうすれば良いかという意見を他のメンバーが出し合い、深く対話する場面も見られました。

また終盤には、Kさんともう1名の弊社コンサルタントから「このプロジェクトの成功だけではなく、御社の会社全体の目標達成のために動きたいです。できることをやらずに後悔したくはないんです。私たちにできることが他にあればリクエストして欲しい」という真っ直ぐで熱い想いが伝えられ、「よし、前に進むぞ」とお客様の熱量も一段グッと高まった瞬間があったのが印象的でした。
チームを信じ、覚悟を持ってお客様と向き合っているからこそ出てくる言葉だなと感じました。

各自が感じていることをシェアして受け止める

ちなみにこのチームビルディングでは、弊社の組織活性化コンサルティングのコンサルタントが内容を設計し、当日のファシリテーターも務めていました。

また、先ほど少し触れたのですが、こちらのお客様先ではもう一名のベテランコンサルタントも一緒に活動をしています。取り組む項目を2名で分担しながら、より大きな成果創出のために智慧を出し合い協力して動いています。

このように、非管理型の自律分散型組織(ホラクラシー®)で、お互いが自律的に働いているRELATIONS。そのため、お客様とのゴール達成に必要な役割を、それぞれの社員が自ら考えて動いています。だからこそ、一人ひとりがプロフェッショナルの意識を持っています。
これもRELATIONSで働く醍醐味の一つですね。

刺激を与え合える仲間に乾杯!

仕事の後のビールはやっぱり最高!

18:00。主な業務がすべて終わり、Kさんもホッと一息。プロジェクトメンバーとRELATIONS社員たちで乾杯!
今日も一日お疲れ様でした!

またまた余談ですが、「社員たち」と書いたのには理由があります。実はこの日、RE:TRAVEL(読み:リトラべル)という弊社の取り組みで、チームビルディングの見学をしていた社員が3名いました。

【RE:TRAVELとは】
社員の仕事現場を見学・体験できる取り組み
担当案件や部署の垣根を超えて、業務の最前線の現場を体験する機会を提供しています。旅をするように、現場を直接体験することで他者理解を深め、インタラクティブな学びを得て、日々の活動に活かしています。

他の社員の仕事ぶりやいつもと違う現場を見ることは、サービスの深化と社内の相互理解につながると考えています。
今回参加したメンバーも、「このチームの雰囲気や、”前に進もう”とするエネルギーは、チャットや日報だけでは感じられなかった!」「自分の案件でも真似したい要素があった!」という声などがあがっていました。

日々刺激を与え合える仲間がいるって幸せなことだな、とあらためて実感します。

私たちと一緒に挑戦しませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました!RELATIONSの業務改善コンサルタントの仕事の一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

現在RELATIONSでは、業務改善コンサルタントを募集中です。

「お客様が本来ありたい姿」を体現するため、私たちは日々高い目標や理想状態を掲げて走っています。実現することは容易なことではないですし、正解はありません。一筋縄で行かないことが多く困難な壁に当たることも多い仕事だと思います。それでも毎日試行錯誤を繰り返し、ワクワクしながら仲間と一緒に挑戦をし続けています。

”いきいきと働きたい”と願う人に寄り添いたい!お客様先の企業の成長に貢献したい!という熱量をお持ちの方はぜひご応募ください。お待ちしています。

(執筆:RELATIONS広報 斉藤里菜)